無差別ブログ

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【イベント】『共に暮らす性的マイノリティ』byレインボー・アドボケイツ東北


無花果です。

今日はエルソーラ仙台で開催された「共に暮らす性的マイノリティ」という研修会に参加してきました。

内容は以下のとおり

・LGBTなどの性的マイノリティの概念についてのざっくりとした説明。

・仙台・宮城地域在住の性的マイノリティ当事者からのメッセージ

・マイノリティに対する行政の取り組み紹介

・参加者からの意見をもとにトークセッション

 

結論:当事者以外の参加がもっと必要

 こんなことをやりましたっていう細かいレポートは主催さんがすると思うので、僕がここでお話を聞いている間に個人的に考えたことなんかを書き残しておこうと思います。

 

前提として僕はシスジェンダーのストレートの男性であって、セクシャリティにおいては所謂マジョリティです。多分。ただ、個人的な興味で性的マイノリティについてはある程度の知識を持っていると思っています。

ただ僕に足りなかったのは経験という部分で、ここを補完するためにこの会に参加しました。マイノリティは生きる上で大変だと思うことがある、という事実のみの理解で、実感がなかったわけです。だから当事者の人の話が聞けるということで、自分に対してより説得力のある説明が提示されるという期待です。

しかし話を聞くより具体的な実感の機会がありました。当事者メッセージの中の企画?でトランスジェンダーの気持ちを体験してもらう、という試みがあり、参加型だったので思い切って手を挙げてみました。

内容としては簡単で、自分が女性の身体を持っていると想定してみたうえで、トランス当事者の方が受けてきたような言葉を浴びせられる、というだけのものでした。髪短くない?なんで脚開いてんの?

「なんで男みたいな服着てんの?」

一番心にきました。本当にわからなくて泣きそうになりました。なんで僕は男みたいな服着てるんでしょうか。この服は素敵だから、という理由を後で再確認してなんとか復活しました。

今まで頭では理解してたんです。自分はこういう人間でーすって言ってたら、他の人全員から「違うよ」って言われたら違和感があるということ。でもまぁ、ごまかせるもんなんじゃないの?っていうのもどこかにありました。実際に平気な顔でごまかしてしまう人もいるわけですから。でも違いました。ゾクゾクするほどイヤでした。これを隠すなんて僕には無理でした。ごまかしている人はきっと大きな大きな負担を強いられてます。

……そんな経験もあり、全体として充実した時間でした。現状の説明に大きく時間が割かれていたため、将来的なお話とかをもっと聞けると良いなと思いましたが、もっと濃いめの話は別の機会に聞けそうなので、そちらにも参加したいと思っています。

 

しかし、今回僕は興味があるからこの場に来れましたが、そもそも興味がないマジョリティにどうやって啓蒙するのか、というのは大きな問題だと思いました。

で、その啓蒙は逆に(一定の理解がある)マジョリティが行う方が良いんじゃないか、と考えました。全く理解のない人とかhaterにマイノリティ当事者が触れることは、ひどい傷を負ってしまうリスクを背負ってしまうんじゃないかということです。そこにワンクッションを入れるというか。

そういう人に、私はなりたい。あなたもなろうぜ。