無花果です。
今日は友人の地元である宮城県亘理郡山元町に行ってきました。仙台のずっと南、福島の少し上のところですね。その友人は復興のために動き回ってるそうで、ツアーみたいにいろいろと見せてもらいました。
結論から言うとふらふら歩いていちごを食べました。
連れていってもらった中浜小学校跡地。来てしばらくしてから気づきましたがテレビとかでもたまに見てた。津波を受けたその時のままで保存されているそうです。
しかし完全にアマザラシなのでどこかで保存のために手を入れざるを得なくなるんだろうなぁと思います。写真はギリギリだった箇所。
震災の当時は横浜にいて、僕の中には実感というものは全くありません。なので、途方もない量の水が来ましたっていうともう感覚的に捉えきれなくて、こういう小さいパーツを集めて輪郭を作っていかないといけないんですよね。
ああホント新しく始まっていることの方が目に見えるから実感しやすいです。
画像は山下駅から車で少しのところにあるカフェ「Petite Joie」さんのいちごのタルト。周辺の農家さんで作っている食材を使ってお菓子を作っているそうで、今日もお客さんとして農家の方がいて、立ち話なんかしていました。すごく丁寧な地産地消。
考えたのは、この人たちがここで働くモチベーションはどこにあるんだろうということ。働く土地はたくさんあって、色んな理由で居場所を決めることができます。決められなかったりもします。その中で、なんでこの土地を選んで働こうと決めたんだろうっていう。
やっぱり地元に貢献したいとか?
って友人に聞いたら、わかんない、って言われました。
なるほどそんなもん。