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【映画評】ちょっと過酷なゆるふわ日常ラブコメ『ムーンライト』


無花果です。

大都会TOKIOではTOHOで見れるけど仙台ではちょっとマニアックなシアターでしか見られないアカデミー作品賞受賞作こと「ムーンライト」見てきました。

マニアックなシアターことフォーラム仙台に行ったのは新劇場版エヴァ序以来なので大体10年くらいぶり。あの時は死ぬほど混んでたけど今日は全然。まぁ平日の昼だし。平日の昼に映画を見れる僕は無職だし。

あらすじ。

黒人街に生きるゲイの少年が頑張って生きていくのを重要な時期ごとに切り取っていくドラマ。

以下はネタバレを気にせず書いてしまいますので、気にする方は見ないでくださいな。ていうかレビューって見た後に誰かと感想を見るために見るほうが多くないです?僕だけ?

 

 まず訂正しておきたいことは、この映画は一部で「ゲイ映画」という触れ込みで評価がされていますが、僕はそんなことは思いませんでした。これはもう完全に、ちょっと過酷なゆるふわ日常ラブコメなんです。

この話の大枠、きちんとこの映画を見た人でも、僕がさっき「あらすじ」として書いたようなことしか書けないと思います。

もちろん、鬱屈した日常からほんの少しだけ救い上げてくれたフアンとの日々や、大事な人との思い出に残る行為のシーンや、その後のシーン、そしてラストシーンに続く一連の長い一日のこと、主人公シャロンにとっては非常に重要な日々ですが、このシーン達すべては、何か一つの事件(課題に対する解決を求めること)を描写しているワケじゃないんです。

だからあえて言うならばこの映画はひたすらに日常を映しただけのもの、恋愛の話も入るから、まとめて言うと僕は「日常ラブコメ」としか言えなくなってしまうんです。いや極端だってのは分かってるから。お前らにわかりやすいように誇張してるのは認めるから。

だから、だからこれは、間違っても「ゲイ映画」ではないです。黒人映画でもない、ドラッグ依存映画でもない、いじめ映画でもない。ただの日常映画なんです。

きっとあなたの人生も、こんな風にキレイにトリミングしたらこれくらいドラマチックですよ。そのくらいの映画。オスカー取ったけどね。そういうことです。